卵巣腫瘍の病状を説明されたとき、主治医の先生の言葉の節々(あまりみられないパターンだとか、一般的ではないなど)から、これはもしや?と予感はありました。
卵巣腫瘍のうち90%は良性、悪性は10%だとか。旦那曰く、「ソシャゲのガチャ排出率に比べたら10%なんて確率高すぎて怖いね」
それな。
ほんまそれ。
さらに、細胞型が『粘液性腺癌』というもので、これは卵巣悪性腫瘍の中でも割合が約9%(治療ガイドライン | がん診療ガイドライン | 日本癌治療学会)という珍しいものだそうです。粘液性腺癌は抗がん剤が効きにくく、再発または転移した場合はその多くが予後不良となるようです。競馬なら即安楽死のやつだっ。
主治医からは5年生存率は80%ほどだと聞きました。逆に言えば20%の確率で5年以内に死ぬって事か…。
20%なんてソシャゲの(以下略
これはアカン気がしますわ。
…しかし、もう少し違う視点で考えるとどうだろう。
そもそも癌になったからといって癌で死ぬとは限らないわけで。これはマジでそう。明日事故で死ぬかもしれないし、明後日災害で死ぬかもしれない。こういう事を昔からずっと考えていたせいか、メンタルが揺らぐことは無かったのが幸いです。(鬱で精神科の薬飲んでるおかげかもだけど!)
とはいえ、これから抗がん剤治療が始まって副作用に苦しんだり再発転移で絶望的な状況にぶち当たったら、やっぱりメンタルボロボロになったり取り乱しちゃったりするかもしれないですね。
そのための備えとしても、こうやって自分なりの考え方や価値観を言語化して記録しとくのは、良いことかもしれないなぁ。